レタスなどの葉物野菜、トマトやイチゴ、カーネーションなどの花卉類など様々な植物に対し育成促進の効果があることが確認されています。
●GaLF / FZ1G-15 (agriGaLF)
ウルトラファインバブル生成装置GaLFシリーズの内、agriGaLFが最適です。
真鍮など銅イオンを継続的に出してしまい根の成長阻害を引き起こす可能性がある部材を接液部に使用せず、液肥による電蝕にも配慮されています。
1回の潅水の量(または連続供給の場合その流量)と1日の回数、設置されている水のタンクの容量に応じて、最も最適な流量能力を持った機種を選定します。基本的にはタンクの中の水を5~10回GaLFに循環させた後に使用することで、十分な量のウルトラファインバブルと溶存酸素が供給されるようになり、植物の活性が上がります。
●根に対する影響
ウルトラファインバブルを使用している植物はとにかく元気に見えます。健康に育つことで病気になる確率も下げることができると考えられ、バブルの有り無しで場所を入れ替えた試験では、見事にファインバブルを使用した方だけ病気が発生しないという現象も見受けられます。
水耕栽培の場合、ファインバブルが根の表面に付着し、そこへ陽イオンが付着することで根の周囲が養分リッチな状態になること、また、酸素も十分に供給されることから、葉物野菜のチップバーン(成長期に葉先が焼けたようになる)現象が発生しにくくなります。
土耕栽培の場合、好気性バクテリアの活性が上がり、嫌気性バクテリアによる硫化水素臭が消え、団粒可が進むことでも畑の状態を健全に保つことに寄与します。
また、GaLFを使用して行った東京大学農学部の研究では、種子の発芽率改善にウルトラファインバブル水が有意に発芽率が上がることが確認されています。
↓(写真提供:ハワイ州立大学)